2020/11/06
日田やきそば
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@大分県日田市
福岡県春日市でのレッスンを終えて大分県宇佐市の自宅に戻るのに、今日は久しぶりに日田ルートで戻ることにしました。
朝倉から日田を経由して耶馬溪を通る道は、昼間であれば綺麗な自然の風景が見れていいのだが、夜になるとあまり明かりもなく暗いためにあんまり通りたくないので、普段は飯塚ルートで戻ることが多いのです。
でも、今日は日田ルートを選択しました。
その理由は、ただ日田焼きそばが食べたかったからです。
日田焼きそばは大分県日田市発祥のご当地グルメで、麺をよく焼いてパリッとさせて、シャキシャキのもやしとねぎ、そして豚肉をソースで味付けしたものです。
富士宮焼きそば、横手焼きそばなど、全国的にも有名なご当地焼きそばがありますが、私は地元大分の焼きそばというわけだけでなく、この日田焼きそばが最高に美味しいと思っています。
鉄板の上で一部が焦げるほど麺を硬く焼くので、時折パリパリ、カリカリと食感が変わり、これがたまらなく美味しいのです。
まだ日田焼きそばを食べたことがないという人は、ぜひ一度食べてみてください。
病みつきになるかもしれません。
そんなわけで日田市内には、数多くの焼きそば店があるのですが、今日は時間が遅かったので、いつもいくお気に入りのお店は閉店していました。
そこで全国的にチェーン店がある「想夫恋本店」によってみました。
想夫恋本店では鉄板のステーキ皿に盛り付けられて焼きそばが出てくるので、最後まで熱いものを食べられます。
想夫恋は中津にも久留米にも大分にもチェーン店があるので、いつでも食べられるのですが、やはり日田焼きそばは日田で食べた方が美味しい気がします。
これは単なる思い込みでしょうけどね。
でも、そう言われてみると人は肩書きやレッテルに弱いものかもしれません。
「これは〇〇特産の素材を使って、秘伝のタレを使って仕上げているのよ」とか言われると、なんとなくその気になってしまいとても美味しく感じるものです。
「プラシーボ効果」というものがあるのですが知っていますか?
プラシーボ効果とは、偽薬(本当は薬でない成分)を投与したにもかかわらず、実際に症状が回復したり和らいだりする現象のことです。
「これを飲むと絶対に治るから飲んでみて」と言って渡された薬が、単なる飴玉だったとしても、薬だと信じて飲めば治ってしまうことが実際にあるのです。
これも脳の働きが強く関係しているものです。
それだけ人の思い込みの力は実際の病気を治してしまうくらい強いということです。
良い結果を期待することや、自分の欲求が満たされた時に脳の報酬中枢が活性化されて、快楽を得られると言われています。
そして期待や快楽によって、実際の免疫力も高まるということが立証されています。
話がそれてしまいましたが、日田焼きそばの発祥の地の日田で食べる焼きそばは、間違いなく他のところで食べる焼きそばよりも美味しいと思いこんでいるのかもしれませんが、実際に食べてみたら、やっぱり美味しかったので満足です。
思い込みも自分が幸せな気持ちになれるように使っていきたいものです。
日田焼きそば、美味しかったです。
ごちそうさまでした。
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