2020/11/02
感染しにくい体をつくる
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@福岡県豊前市
11月になりました。
秋から冬にかけてはウィルスの活性が高くなる季節です。
ウィルスは主に、飛沫感染、接触感染、空気感染という感染経路で私たちの体に侵入してきます。
飛沫感染は、咳やくしゃみ、つばなどと一緒に放出されたウィルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
飛沫が飛ぶのは2m程度ですが、くしゃみをすると5m位飛ぶそうです。
外出時にマスクを着用するのが常識になってきましたが、マスクを着用することで、ウィルスを含んだ飛沫を直接浴びるリスクを軽減できます。
さらに、万一、自分が何らかの感染症に感染していた場合に他人にうつすリスクを減らすこともできます。
自分のためにも、自分の周りにいる人のためにも、やはりマスクは必需品です。
次に接触感染ですが、感染者がウィルスのついた手で触れたものを介して、別の人の手にウィルスが付着して、さらにその手で自分の目や鼻、口などを触ることで感染します。
これは、手をいつもしっかり洗って清潔に保つことが大切です。
手洗いによってウィルス量を減らすことで感染リスクが下がります。
ハンドソープやアルコール消毒も効果的ですし、この消毒もあたり前の光景になってきました。
最後に空気感染ですが、感染者が放出した飛沫の水分が蒸発し、空気中に漂う飛沫核を吸い込むことで感染します。
麻疹(はしか)、水痘(みずぼうそう)、結核菌のみで起こると言われています。
ウィルスは目に見えないものなのでとても怖いのですが、自分にできる感染予防対策をしっかり行うことが大切です。
でも、さらに言えば、人間の体には元々、ウィルスなどの外敵から身を守る自己免疫力が備わっています。
免疫力を落とさないように感染しにくい体を作って、ウィルスを迎え撃つことも、とても大切なことだと思います。
免疫力を高めるためにやれることはたくさんあると思います。
まずは規則正しい生活習慣です。
睡眠不足、食生活の乱れ、運動不足などは、やはり免疫力を低下させるので、健康のためにも規則正しい生活習慣を心がけることから始めましょう。
食で言うと、ビタミンAを多く含んだ緑黄色野菜を食べることも、免疫力を高めると言われています。
そして、やはりストレスを減らすことも大切です。
ストレスによって、自律神経のバランスを崩して免疫力を低下させることがあります。
適度な運動を心がけて、上手にストレスを発散させることもやっておきたいことです。
コロナウィルスが流行しているからと言って、神経質になりすぎることもストレスをためてしまい、免疫力を低下させてしまうと言うケースも少なくありません。
過剰に心配するのではなく、当たり前にやられているウィルス対策と感染しにくい体をつくるための生活習慣で、これからの季節を乗り切っていきましょう。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
ウィルスに負けない対策をしっかりと立てて、無理なくできる感染対策を心がけていきましょう。
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