2020/10/15
言霊のちから
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@福岡県久留米市
言霊って、聞いたことがありますか?
言霊というのは、昔から日本では言葉に宿ると信じられた霊的な力のことをいいます。
声に出した言葉に魂が宿って現実を引き寄せていくという考え方で、これは今でも日本では知らず知らずの間に影響されています。
例えば、何か悪いことを口に出したりすると、周りにいる人たちから「そんな縁起の悪いことを言わない方がいいよ」と責められたりもします。
神社に行ってお祓いをするときに祝詞を上げてもらいますが、これも言霊の力を使って厄払いしたり、成就祈願をしたりするものです。
言霊の力というのは迷信と言い切れないことがあリます。
言霊の効果や使い方を知ることで、人生は大きく変わることもあります。
これは日本だけでなく外国でも呪文などを使って術をかけるなんてことも古来から伝わってきていますし、心理学でもアファメーションをつかって自分の思考や行動を変えていくという手法もあり、広く使われています。
植物も話しかけながら育てるとよく育つと言われていますし、言葉をかけると水の結晶の形が変わると言った実験もあります。
これらのように言霊の力の実際の効果は、世界中のたくさんの人が実際に経験して知っています。
さて、言葉には2種類の力があります。
それはプラスとマイナスです。
プラスの言葉は、周りに元気を与える言葉です。
「ありがとう」や「がんばれ」など、感謝の言葉や優しい言葉、応援する言葉です。
この言葉を使うと、自然とコミュニケーションも円滑に運べるようになるし、周りの人にも自分自身にも元気が出てきます。
逆に、マイナスの言葉は、エネルギーを奪っていきます。
「ムカつく」とか「うざい」とか「だりい」なんて言葉です。
このマイナスの言葉は、他人を傷つけ、そして自分も傷つけていきますので、「言刃」なんていうときもあります。
言葉の暴力になって人の命を奪ってしまうこともあるので、言刃を軽々しく使うのは気を付けなくてはいけません。
「言葉を吐く」といいますが、これは口から発する言葉にはプラスとマイナスの言葉があるということを表しています。
それで、できるだけマイナスの言葉を使わずにプラスの言葉を使うようにしていくと、
「叶う」という文字になります。
「夢が叶う」のも、自分の日頃、発している言葉に大きく影響されてきます。
言霊の力は馬鹿にできないものがあります。
「なんて運がいいんだ」「ありがとう」「幸せだな」
なんて言うプラスの言葉をたくさん使っていくと、きっといいことが引き寄せられてきそうな気がします。
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