2020/10/10
コツをつかむ
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@大分県大分市
「コツをつかめ」
何か新しいスキルを習得するときによく言われる言葉です。
このコツは「骨」という漢字を使います。
物事をうまくやっていくための要領やポイントをつかめという意味です。
骨は体内の中心にあって、しっかりと体を支える役割があります。
そこから人間の本質や素質などを意味していて、コツは勘所や要領も意味するようになり、
「コツをつかむ」というのは、物事の本質を見抜き、自分のものにするという意味になります。
そして「コツをつかむ」ためには、やはり練習量や経験が必要になります。
そして最初はうまくできなかったことも、一度、コツをつかんでしまえば、簡単にできるようになっていきます。
2週間続けて、大分市のコンパルホールでラグビーやバレーボールをしている小中学生にリズムトレーニングを指導しました。
初日にはなかなかできなかった動きも、コツをつかむうちにかなり軽くスムーズに動かせるようになってきました。
特にスピードが必要になる動きでは筋肉を使うことよりも、むしろ力を抜いて骨の動かし方が意識できるようになると素早くスムーズな動きに変わっていきます。
まさに文字通り「骨をつかむ」という意識がポイントになります。
余計な力みが抜けたときにバネやしなりのある動きができるようになり、スピードもパワーもアップしていきます。
そして「骨をつかむ」ためには、コツコツと努力するしかありません。
行動すること。反復すること。継続すること。
そうすることで、いつの間にか「コツをつかみ」、無意識のうちに自然でスムーズな動きが習得できていきます。
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