2020/10/03
お月見
From 吉永信昭@大分県大分市
昨日の中秋の名月に引き続き今日も綺麗な満月が姿を見せました。
これは、大分市のコンパルホールでのリズムジャンプ教室に向かう途中、交差点で信号待ちの時にあまりに満月が綺麗だったので思わずシャッターを切りました。
気が付けばもう10月、季節はすっかり秋になっています。
今年の十五夜は10月2日(木)で、月見団子を食べながら月を愛でるお月見行事が古来より執り行われています。
中秋は秋晴れの日も多く空気も澄んでいるのでとても月が美しく見えます。
中国から伝わった月見を平安貴族が宴を催して風雅を楽しむようになったのが始まりで、やがて民衆にも広がり秋の実りを感謝する行事になっていきました。
さらにお月見は十五夜だけでなく、十三夜、十日夜など、全部で3回あるようです。
今年の十三夜は10月29日(木)、十日夜は11月24日(火)です。
そして、これら3つの月見は、ただ美しい月を見て風情を楽しむだけでなく、秋の収穫と密接な関係にあるようです。
さらに、太陽は陽のシンボルで、月は陰のシンボルです。
つまり、月を愛でて感謝することは「お陰さまです」という心にも通じていると考えられてきました。
お月見という行事を通して、今年も無事に収穫できて、さらに生かされていることに「ありがとうございます」という感謝の念を強く抱いていたのです。
日常のことに目一杯に頑張っている時はなかなか気づきにくいことも、行事という機会を通してお酒や団子と一緒にゆっくりと自分を振り返る時間も大切なひとときです。
今年も残るところ後3ヶ月です。
残り2回のお月見ではのんびりしながら月を眺めて、自分を振り返る時間でも作ってみようかなと思っています。
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