2022/03/25
テレビの見過ぎは頭に良くない
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@大分県宇佐市
「あんまりテレビを見過ぎちゃダメ」
こんなことをお母さんに言われて育った人も多いのではないでしょうか。
最近はテレビ局の制作した番組を見るよりも、YouTubeやNetflixなどの配信サービスを利用する人がかなり増えてきたと思います。
「あんまりスマホばかり見ちゃダメ」って言うセリフに変わってきているかもしれませんね。
さて「テレビばかりを見ていたら馬鹿になるよ」という言葉は、実は正しかったようです。
テレビについての研究したものはたくさんあって、子どものテレビ視聴と攻撃的な行動の増加には関連があることが指摘されています。
小さい頃はごっこ遊びが好きなので、そうした影響は必ず受けていそうですね。
さらにテレビ視聴と肥満との相関を指摘する研究報告もあります。
そして、今回、皆さんに紹介したいのが、テレビを見ると本当に馬鹿になるという研究結果が出たようです。
これは、25歳前後の若者を対象にテレビの資料習慣を調べたものです。
1日3時間以上テレビを見ていた人の、脳のテスト結果が最悪だったようです。
別の研究では、小さな子どものテレビ視聴と言語能力の低さに関連があるという結果が出ています。
テレビを見すぎることによって、睡眠周期の習慣が乱れてしまうことが原因であるとも言われています。
記憶力や認知機能は睡眠の質と深くかかわってくるので、悪影響を及ぼすのだと考えられます。
社会的な交流が脳の健康にとても良いと言われているので、テレビばかりを見ることで、そうした他者との関わりが減ってしまうことも原因かもしれません。
テレビばかり見て時間を過ごしている人は、少し要注意ですね。
幸福感に関する研究では、テレビ以外の活動をすることによって反対の結果が出ていることも興味深いです。
例えば、読書を好きな人が本を読めば読むほど幸福感を感じたという結果が出ましたが、テレビを見る人は見れば見るほど幸福感が下がったという結果が出たようです。
子どもも大人もテレビを未すぎるのではなくて、体を動かしたり、他者と交流する時間をたくさん作るようにした方が良いようです、
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