学ぶことをやめたら教えることをやめなければならない

From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@大分県大分市

「学ぶことをやめたら教えることをやめなければならない」

これは指導者としての心構えを説いたサッカーのコーチングライセンスを取得している人なら誰でも知っている有名な言葉です。

前フランス代表監督であるロジェ・ルメールさんの言葉です。

この言葉を知っている人はたくさんいると思いますが、その言葉を実践している人はもしかしたら少ないかもしれません。

この言葉をそのまま実践しているような方に出会いました。

大分市でリズムステップディフューザー講習会を開催しました。

その参加者の1人に67歳の受講生がいました。

その受講生はS先生という方です。

S先生がリズムステップディフューザー講習会に申し込んでいるという事は、スポーツリズムトレーニングディフューザー資格を取得しているという事になります。

つまり2時間のリズムジャンプの実技をクリアしての参加ということになります。

「67歳なのにすごいな」と申し込みの時点でも思ったのですが、実はもっと驚くべき事実がわかったのです。

会場であるサイクルショップコダマ大洲アリーナに講習会のスタートの30分前に到着しました。

講習会が始まる前に受講生であるYさんとお話をしていました。

Yさんは以前より自分も大人のリズムジャンプ教室に参加するなど、スポーツリズムトレーニングのことを知っていました。

8月30日にディフュザー講習会に参加し指導資格を取得したそうです。

そして、
「自分の関わっているバトミントン教室の子どもたちにリズムジャンプを指導したいと思っています。バトミントン教室の監督さんにも相談して一度、教室内で指導させてもらったんですよ。」

などと話をしている、ちょうどその時にS先生が到着したのです。

YさんはS先生を見ると、少し驚いたように「あ、監督」と言いました。

なんとS先生は、Yさんが話していたバトミントン教室の監督その人だったのです。

まさに、噂をすればなんとやらです。

S先生と簡単に挨拶をすませ話をしていると、
Yさんのリズムジャンプの指導を見て「このトレーニンングは絶対に使える。」と確信したようで、「自分もしっかり学んで教えるようにしたい」と思ったらしく、そのまま講習会をどこでやっているかをネットで調べたそうです。

9月19日に北九州で開催予定の講習会に申し込みをして、早速、指導資格を取得していたのでした。

さらに自分が実際にこの講習会に参加してみて、このトレーニングをもっと深く学びたいと思い、そのまま9月22日のリズスムステップ講習会にも参加したいと思い申し込みをしたそうです。

「19日の講習会の筋肉痛がまだ残っています」と笑いながら話してくれている姿を見て、感心するのを通り越してただびっくりしてしましました。

67歳の年齢でライセンスを取得したということではありません。

自分がこれはいいものだと思ったものを、多々思うだけでなく、実際に自分でもやってみようと思って、自分でどこで学べるのかを調べて、それをすぐに行動に移して、さらにもっともっと学ぶためにどんなことができるのかを考えて、それを実行する。

それは全部、自分の関わっている子どもたちをより成長させるためにです。

おそらく、いつも「もっと子どもたちをうまくするためにはどうしたらいいのだろう?」と考えているからこその行動力なのだと思います。

同じ指導者としても頭が下がる本当に見習いたいと思うほどの情熱です。

さすが67歳で受講しにくるだけのことはあります。

誰にでもかんたんに真似できることではありません。

「学ぶことをやめたら教えることをやめなければならない」

一生懸命に講習会に取り組むS先生の姿を見て、この言葉が私の頭の中に響いてきました。

私もS先生のように指導者としての情熱をいつまでも持ち続けて行きたいなと思いました。

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NOBUAKI YOSHINAGA

Author:NOBUAKI YOSHINAGA
NOBUAKIです。九州で運動教室やメンタルコーチとして活動していますす。30年間教師生活で学んだ経験や、サッカーコーチとしてたくさんの選手に関わる中で培ってきたコーチング法や目標達成の仕方などをメインに役立つ内容をお送りしたいと想います。よろしくお願いします。

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