2021/11/30
ギリシャ文字を覚えてしまう

From 吉永信昭(よしながのぶあき)
寒さが一段と増してきました。
今までが例年に比べると暖かかっただけに、冬の寒さがより厳しくなるのがこたえます。
今年はガソリン代や灯油代が高騰しているので、お財布の中身も寒くなっていかないか心配です。
南アフリカで新しいコロナウィルスの変異株が発見されて、世界中をまたパンデミックの不安が襲っています。
今度の新株の名称は「オミクロン株」と名付けられました。
新型コロナの名称はギリシャ文字を使って名前をつけています。
流行し始めた当初は、発見された国や地域の名前で呼ばれていたようですが、その名称で差別や偏見が生まれるということからギリシャ文字を使うようになったようです。
ギリシャ文字は私たち日本人には、あまり馴染みのない文字ですが全部で24文字あります。
α(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、δ(デルタ)、ε(イプシロン)、ζ(ゼータ)、
η(イータ)、θ(シータ)、ι(イオタ)、κ(カッパ)、λ(ラムダ)、μ(ミュー)、
ν(ニュー)、ξ(クサイ)、ο(オミクロン)、π(パイ)、ρ(ロー)、σ(シグマ)、
τ(タウ)、υ(ウプシロン)、φ(ファイ)、χ(カイ)、ψ(プサイ)、ω(オメガ)
ギリシャ文字の順番であれば、ν(ニュー)株、ξ(クサイ)株となるはずなのですが、この2文字はとび抜かしてο(オミクロン)株と名前がついたようです。
これだけの変異を繰り返しているウィルスですが、このままではギリシャ文字だけでは足りなくなってしまうかもしれません。
ο(オミクロン)株が未知の新株ということで、感染力については強力だという話も飛び交っています。
その中には正しい情報もあると思いますが、中にはデマや情報操作によって流布されたものもあるかもしれないので、ただ怖がるだけでなくしっかりと見極める必要もあります。
コロナウィルスのパンデミックによって恐怖の影響力がどれだけ強いのかを身に染みて感じています。
恐怖でパニックになってしまわないように、ある意味冷静に判断する力も求められていきます。
これから先がどうなるのかは誰にも分かりませんが、私たちにできることは自分の体の免疫力を高める努力です。
「栄養、睡眠、運動」はどんな病気に対しても免疫力を高める上で必要なことです。
もちろん今まで以上に感染対策をしていくことが求められると思いますが、基本的な自分の健康管理は忘れないでおきたいものです。
心のストレスも免疫力には大きく影響していきます。
不安なニュースに巻き込まれすぎることがないように、自分の心の健康も保っていきたいものです。
世界がコロナウィルスを克服して、全世界が平和に過ごせる日が戻ってくるのを祈るばかりです。
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