2021/11/05
イチローと一浪のちがい

From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@福岡県久留米市
Face Bookを何気に見ていたところ。「イチローと一朗のちがい」と言う投稿を目にしました。
そこにはこんなことが書かれていました。
「1年間棒を振るのがイチローで、1年間を棒に振るのが一浪
点を取れるのがイチローで、点を取れないのが一浪
ファンを駆り立てるのがイチローで、不安を駆り立てられるのが一浪
狙ったところに落とせるのがイチローで、狙ったところに落とされるのが一浪」
なんか言葉の遊びでうまい具合に対比しているところに感心させられました。
とはいえ、この文章では一浪をとても悪いことのように書いていますが、これは洒落として受け止めればいいだけで、実際には一浪という経験は決して悪いことではないように思います。
私も大学はストレートで合格することができましたが、これまでにたくさんの試験に失敗した経験があります。
これが自分にとって悪いことだったかといえば、そうでもないことが多いような気がします。
もしも挫折のないままストレートで合格していたら、深いところまで勉強しないで進んでいたかもしれません。
不合格という結果は、そのときにはとても自分で恥ずかしいと思ってしまうのですが、不合格の悔しい経験が自分をもっと大きく成長させることになるのです。
大事なことはたった一度の不合格という結果で、自分を無能だと思ったり諦めてしまう必要はないということです。
挫折という痛い経験が自分をかなり大きく成長させる機会になりうるのです。
この歳になった今でもチャレンジ継続中の案件があって、試験を何度か受けたにも関わらずなかなか合格できないものがあります。
諦めてしまったわけではないのですが、しっかり自分のものとして身につけるためにはもう少し勉強が必要だなと自分でも感じています。
誰も最初からイチローのように上手くできるとは限りません。
一浪の経験をしたときに諦めないで努力を継続できるかどうかが、いつかイチローのような一流の技量を獲得することにつながるのだと思います。
あきらめたらそこで終わり。
前家から這い上がって、敗戦を次の成長に生かせるような逞しいメンタルを確立したいものです。
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