2021/10/20
ボケ防止のためには人との交流が大切

From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@福岡県久留米市
先週の日曜日に大分市の森町自治会、東陽地域包括支援センター主催による健康教室に講師として参加しました。
コロナ感染者が増大する中で、人が集まる集会が開催できない状況がつづいていたようで、久しぶりにみんなで集まって運動する機会が持てたことにとても楽しんでもらえたようです。
ある福祉関係者と話をする機会があったときに、コロナの影響で人と会う機会が少なくなった高齢者の方の中でボケの進行が進んだことが大きな課題になっているという話を聞きました。
人と交流する機会が減ったことで脳が衰えてしまっていることが原因だというのです。
人とコミュニケーションをとることは、脳を活性化させる大きな効果があるのです。
誰かと楽しく世間話をなかにするだけでも、相手の気持ちを考えたり、相手を楽しませるための話題を考えたり、自分が知っている情報を思い出しながら伝えたり、たくさんの脳の機能をフル活用することになるからです。
やっぱり高齢になってもいつまでも元気な人は、何よりもコミュニケーションをとる機会が多いのです。
そうした意味でも、このような地域のコミュニティーの集まりに積極的に参加することはとても良いことだと思います。
さらにいうと自治会などの主催で、このような健康教室を定期的に開催していくのもとても大切な取り組みだといえます。
人生100年時代と言われる超高齢化社会では、いかに自立して生活できる健康寿命を伸ばしていけるかが大きな課題になります。
そのために鍵を握るのがボケ防止です。
ボケ防止を防ぐためにも、人との交流の機会を積極的に作っていくことが求められます。
人と交流して、楽しく活動して、汗を流し笑ったりすることは、健康寿命を伸ばすためには欠かせないことです。
コロナが収束して、みんなが安心して交流できる機会が増えることを願っています。
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