2020/09/13
成功曲線
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@大分県宇佐市
6ヶ月間に渡って受講してきた「マーケティング基礎講座」も今日で最終日でした。
この講座は本当なら4月から9月まで毎月1回開催(計6回)、東京の品川で受講する予定でした。
飛行機やホテルの予約もしていたのですが、新型コロナウィルス感染拡大に伴って、リアルのセミナー開催からすべてzoomによるオンラインセミナーになりました。
マーケティングやセールスという分野の知識は、今までの教育の分野と全く違っていて、それらの知識が全くなかったので思い切って受講することにしました。
とても長い期間に渡ってのセミナーでしたがとても中身の濃い内容で、マーケティングやセールについての全体像を自分なりには掴むことができたと思います。
今日の講義の中で「成功曲線」という話が出てきたので紹介します。
「成功曲線」とは、あることを始めたときに、ある程度の結果が出るまでの時間と努力を表にしたものです。
多くの人が、努力と時間に比例して結果が現れてくるものだと思っています。
でも、実際には違うんです。
努力の結果が現れてくるまでにはそれなりの時間を要することと、しばらくの間は結果はほとんど出ることなく、ある程度時間が経過してから急に伸びてくるものらしいです。
つまり、結果は遅れてしか出てこないということです。
しかし多くの人が、自分の思っている結果がなかなか出ないことのギャップを感じてしまって、途中で諦めてやめてしまう人が多いそうです。
これは勉強にしろスポーツにしろ、何かしらの挑戦をしたときには誰もがなかなか結果が出ずに不安を抱えてしまったという経験はたくさんあると思います。
そして挑戦したその後は、大きく二つの道に分かれてしまいます。
それは「途中で諦める人」と「結果が出るまで挑戦する人」です。
そして途中で諦めてしまうのは、この結果を出せるまでの努力と時間の関係である成功曲線を知らないからです。
結果がなかなか出ないことへの不安はどんどん大きくなります。
この不安に耐えきれなくなって、「やっぱり自分には無理だ」「私には才能がないからだ」などと勝手に思って諦めてしまうのです。
これは成功曲線の存在を知らないことが原因であることも少なくないということです。
私自身もなかなかうまくいかなくて心が折れてしまいそうになるほど不安を抱えることもありますが、この基礎講座で学んだことをベースにしながら、「仮説を立てて、実践して、検証して、修正する」ことを地道にやっていこうと思います。
結果が出るまでには時間がかかります。
でも諦めなければ、いつか結果が目に見えて出る日がくることを信じて、挑戦していこうと思います。
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
成長曲線を眺めながら、安西先生の言葉を思い出していました。

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