2021/09/16
腸内環境を整える朝のルーティーン

From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@大分県宇佐市
毎朝の何気ない生活習慣が免疫力を左右する腸内環境に大きな影響を与えます。
腸には人の免疫細胞の約70%が集中しているので、腸を整えることがこれからさらに重要になってくると思われます。
日々の生活習慣で腸内環境を整えていきたいのですが、特に1日の始まりである朝のルーティーンを確立しておくことが大切です。
まずは「朝食を食べる」ことです。
朝食を食べて食べ物が胃に入ると、大腸が便を通常の200倍のスピードで動かす「大ぜん動」が発生するそうです。
腸のぜん動は、1日に1回〜3回起こります。
朝食をとってから1時間のうちに起こりやすいので、しっかり朝食をとって大ぜん動を促すことが大事になってきます。
朝は胃が空っぽなので大ぜん動の動きが特に強くなるので、排便を促しやすくなります。
毎朝の排便が習慣になると、便秘になることもなく、腸内環境が良好になるのです。
老廃物がしっかり排出されると、大腸ガンのリスクも低下し、免疫機能が大きく向上することが期待できます。
そして、朝のルーティーンとしてやっていきたいのが「朝日を浴びる」ことです。
生活習慣が不規則になると体内時計が狂ってしまいます。
体内時計が狂うと、自律神経が乱れて腸内環境の悪化を招くことになります。
朝、起きてから「朝日を浴びる」ことで、視神経が日光を感知して脳の覚醒スイッチが入ります。
夜モードの副交感神経優位な状態から、昼モードの交感神経優位モードに切り替えることができるのです。
自律神経が乱れてしまうと、腸のリズムにも悪影響を与えてしまうの注意が必要です。
そして、朝日を浴びることで幸せホルモンの「セロトニン」が分泌されます。
セロトニンが分泌されることでうつ病や不眠症を改善んすることができます。
さらに「ストレスを溜めない」ことも大切です。
悩みごとがあるときは、1人で抱え込まずに誰かに相談することが大切です。
誰かに話をするだけで、心はかなり軽くなります。
なかなか相談する相手が見つからないときは、とにかく身体を動かすことが大切です。
身体を動かすことで、気が紛れて心のモヤモヤを吹き飛ばすことができます。
朝に部屋の掃除や散歩などをルーティーンにするのは、メンタル的な面から見ても大きな効果を挙げることが期待できます。
身体を動かすことは、スッキリスタ気分にするのと同時に、腸の状態もよくしてくれます。
このように、朝のルーティーンを活用することで免疫力を強化する腸内環境を整えることができます。
ただしこれが義務感になってしまってはストレスが溜まり逆効果になってしまうこともあります。
要は自分を追い込むのではなく、楽しんでやることが大切だということです。
朝のルーティーンで腸内環境を整えて、ワクワクした気分を作っていくことで、心身の健康作りに大いに貢献してくれることは間違い無いです。

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