2021/09/03
栗の美味しい季節

From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@大分県宇佐市
秋は食欲の秋と言われます。
ぶどう、梨、りんご、さつまいも、椎茸、松茸などなど、秋が旬の果物や野菜はたくさんあります。
そして栗も秋を代表する味覚のひとつです。
地元にある道の駅によってみるとたくさんの農産物が並んでいて、その中に美味しそうな栗も並んでいたので、つい手を伸ばして購入してしまいました。
栗を茹でてそのまま食べるのもいいですし、栗ご飯にして食べるのも楽しみです。
せっかく栗を食べるので、ついでに栗にはどんな効能があるのか調べてみました。
結論から言うと、栗を食べると骨と関節が若くなるという効果が期待できるようです。
高齢者の大きな悩みのひとつに膝や腰の曲げ伸ばしが辛いというものがあります。
この曲げ伸ばし運動には、骨と骨をつなぐ関節が関わっています。
骨や関節の健康に重要なものがムコ多糖類という物質で、骨のコラーゲンにミネラル接着させる骨形成を促進する作用のほか、細胞どうしを結びつけたり、保水性を保ったり、栄養を届けたりと、さまざまな役割を担っています。
ヒアルロン酸やコンドロイチンもこのムコ多糖類に含まれますが、これらを外から取り入れる食品は鰻やフカヒレになりますが、少し高価なものになるので日常的に食べられるというわけではありません。
そこでおすすめなのが、体内でムコ多糖類の合成を手助けする栄養をとることです。
その代表的なものが体内で軟骨の原料を作る栄養素「マンガン」というミネラルです。
マンガンは食材の中では栗に多く含まれています。
1日に栗を5粒ほど食べるだけで、玄米1膳、十割そは1玉と同じくらいの摂取量が摂れるそうです。
マンガンは玄米や豆類での含有率が多いのですが、玉露茶にも多く含まれているので、穀菜食に組み合わせて取り入れると良いようです。
さて栗にはマンガンの他、意外にもビタミンCがかなり多かったり、食物繊維が摂れるので、健康に欠かせない栄養素を豊富に含まれた食材のようです。
実りの秋を代表する栗を食べるときに、ちょっと思い出していただければと思います。
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