2020/09/03
台風接近
From 吉永信昭(よしながのぶあき)@福岡県久留米市
大型台風が接近しています。
ここ数年の異常気象のせいか台風も凶暴化しその被害も甚大になっています。
まずは身の安全をしっかり確保しないといけません、
昨日は台風に備えて公共交通期間がストップしたこともあって私が指導している運動教室も延期と言うことになりました。
それで少し家でゆっくり過ごすことができたのですが、強い風が物凄い音を立てて吹き荒れたり、窓を叩くせいでちょっと怖い感じもしました、
「このままガラスが割れたら、ガラスの破片は全部こっちに向かってくるから絶対にアウトだな」とかちょっと怖い想像をしましたが、すぐに頭の中で打ち消して寝ることにしました。
ネガティブなイメージは少し気をつけなくてはいけません。
「悪いことが起きそうだ」「こうなったら心配だ」なんてことを考え始めると、頭の中から離れなくなって囚われてしまうからです。
「心配しないように頑張ってみよう」と無理して思い込もうとするのも、逆に囚われを強くしてしまいます。
人間には健在意識と潜在意識と言うものがあって、この潜在意識が人の行動を支配してしまうと言うことがあります。
それも自覚なしに。
ここについては、またいずれ詳しく話をしようとは思いますが、ここでひとつだけ覚えておいて欲しいことは、潜在意識は肯定と否定を判断できないと言うことです。
頭で描いたイメージをそのまま蓄積していくと言うことです。
例えば、「ピンクの象を想像しないでください」と私が言ったとします。
そのときにおそらく誰もが、ピンクの像をイメージしてしまったのではないでしょうか。
そして頭に描いたピンクの像を潜在意識はしっかりとデータとして残していきます。
そうすると、子供への声かけも少し気を配る必要がります。
試合中の大事な場面で、
「絶対にミスするなよ」とアドバイスしたとすると、アドバイスされた子は「はい」と強く頷くのですがその子の頭の中には、自分がミスした映像がしっかりと浮かんでしまいす。
そしてより緊張してしまい、実力が発揮できない結果になることも少なくありません。
では、こんなときにはどうすればいいのでしょうか?
理想のシーンをイメージできるような声かけをしてあげるようにしたらいいんです。
自分がうまくいった未来像のイメージを少し擦り込んでやるようにしています。
「〇〇してはいけない」よりも「◯◯しよう」と言った声かけの方が、子どもにとっては勇気を与えることになります。
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