2021/06/07
1万時間の法則
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@大分県宇佐市
「1万時間の法則」というものがあるのをご存知でしょうか?
これは、ある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、1万時間の練習や努力や学習が必要になるというものです、
「天才は1%のひらめきと99%の努力でできている」という有名な言葉もありますが、現在、華やかに活躍している人たちの多くは、それまでにとんでもないほどの努力を積み重ねる下積みの時間があったということを忘れてはいけません。
1万時間というと、毎日2時間かけると約13年、3時間費やすと約10年、7時間で約4年、12時間かけると約2年3ヶ月で1流になることができるということになります。
その道で大成するには、これだけ膨大な努力をする必要があるということです。
さらに、これだけの努力を何年間も毎日続けてやっていくには、その努力する対象が「好き」でなければ続くわけがありません。
好きなことに夢中になれるからこそ、これだけの努力が可能になるのです。
「面倒だな」とか「気が乗らないな」とか「やらなきゃいけないな」というような義務感で努力したとしても、なかなか他姿勢することはできないかもしれません。
毎日の膨大な努力が「楽しみだ」とか「面白いな」とか「やってみたいな」という気持ちで取り組めることで、努力が苦にならずに、長い期間打ち込めることができるわけです。
さらに努力が習慣化して1日の生活の中に当たり前のこととしてこなせるようになることも大切ですね。
努力することをルーティーン化すると脳への負担も軽減されて、当たり前の行動になっていきます。
最初は大変だと感じてもコツコツと諦めることなく努力を続けていくことで、いつの間にか一流のスキルが身に付いていくことになります。
他の誰を意識して競争するように努力するよりも、昨日の自分と比較しながら努力する方が、楽に努力を続けていくことができます。
「1万時間」の努力を続けるためにも、努力の対象を心から好きになって、楽しみながら学ぶ姿勢を大切にしていきたいものですね。
スポンサーサイト
コメント