2021/06/02
すすんでするのが上の上
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@大分県宇佐市
「すすんでするのが上の上
真似してするのが中の中
言われてするのが下の下
言われてもしないのが下の下の下」
以前、先輩に連れていってもらったお寿司やさんに、このような言葉が書かれた湯呑みが出てきました。
当時から面白いなと思って、それから指導現場でも引用さsてもらっています。
もちろん自分が行動する時も、できるだけ自分で決めてやるように心がけています。
人から指示されたり頼まれたりすることもよくあることですが、一度、自分でしっかり考えて納得した上で「よしやるぞ」と決断し行動することによって、「言われてするのではなくて、すすんですること」に変えられるのだと思っています。
行動は誰かに言われてやったり誰かに言われてやったり言われたことだけやったりすると、うまくいかなかった時に「あの人が言ったからだ」と。その責任を他人に転嫁してしまうこともあります。
もしも自分で決断したということが自覚できていれば、全ては自分の責任です。
そうなることで覚悟はもちろん行動の本気度も大いに変わってくることになります。
さらに「もっとうまくいくにはどうすれば良いんだろう?」と思考や改善を積極的に試みることになります。
自分を大きく伸ばすためには、例え人からアイデアをもらったとしても、それをそのまま鵜呑みにするのではなく、自分なりにアイデアを付け加えたり、アレンジしたりするなど、自分の頭でしっかりと考えて、自分の責任で行動していくことが大切です。
最初に紹介した言葉と同じような意味の名言はたくさんあります。
「一流は言われなくいてもできる。
二流は言われたらできる。
三流は言われてもできない。」
「三流は上司の言われた通りにやらない。
二流は上司の言う通りにやる。
一流は上司よりうまくやる。」
全て自分で考えてすすんで行動する力が大切だと言っています。
自分の行動の指針にすることも大切ですが、人を育てる立場に立った時にも、頭の中に残しておきたい言葉だと思います。
元U17日本代表監督の吉武さんからも、選手発掘についてこのような考え方を教わってきました。
「自分を超えてくる選手が本当にいい選手だから」
自分の物差しを持っておくことはとても大切ですが、自分の物差しをはるかに超えるものに気づいて見守る力も、指導者には必要な力になりそうです。
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