2021/05/11
歩き瞑想
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@大分県大分市
ストレスの多い生活を強いられると、ついつい動作や呼吸も早くなってしまい忙しさに追われてしまいます。
忙しいという字は、心を失うという意味を表しています。
心を失うことで、不安や恐れも増大してしまうことになります。
そんな時に、心を整える方法として瞑想を行う人も多いようです。
瞑想と聞くと、私たちがイメージするのは、静かに座禅を組んで心を落ち着かせて目を閉じている姿ではないかと思います。
実は、瞑想には色々な方法があるのです。
瞑想とウォーキングを組み合わせた「歩き瞑想」というものもあります。
この「歩き瞑想」はグーグルの社員研修プログラムでも採用されているそうです。
「歩き瞑想」のやり方は、まずは軽く腕を振りながら「1・2、1・2」と一歩一歩カウントしながら歩きます。
そして、足の裏に意識を向けて、蹴りだしたり、着地したりするなどの歩く動きを感じるようにしていきます。
振っている腕に意識を向けてみるのも良いです。
このようにして歩くことに徹底的に集中することで、心を「今ここ」に合わせるようにしていきます。
心が集中した状態になると、頭の中に浮かぶ妄想や煩悩からも解放され、無心の状態へと導くことができるのが「歩き瞑想」なのです。
無心な状態になることで、脳を休めることもでき、ひらめきやアイデアが出やすくなる効果があります。
今のように全く先の見えない状況は、とても精神的に疲弊させられてしまいます。
不安が大きくなりすぎて、ストレスに潰されてしまうことだけは、絶対に避けなければなりません。
そのためにも、上手にストレス解消や気分転換のできる「歩き瞑想」を15分は程度でも、生活の中に組み入れてみることをお勧めします。
心を「今ここ」に向けて、身体をしっかりと動かすことで、気力も体力も充実していきます。
気力や体力が充実することで免疫力は上がっていきます。
とにかく今の大変な状況下では、気力や体力をしっかり充実させていくことが大切なことのように思えてなりません。
困難を乗り越えて未来への希望を信じて行動していきたいものです。
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