2021/04/22
感謝される喜び
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@福岡県久留米市
4月から水曜日の午前中に久留米アリーナで「リズムステップ教室」と「リズムジャンプ教室」を始めました。
まだまだ久留米でのスポーツリズムトレーニングの認知が低いために参加者は少ないのですが、それでも少しずつですが興味を持って参加してくれる方もいます。
一度、参加してくれた方は、リズムに合わせて脳トレと筋トレを同時にできるこのトレーニングの効果を実感してくれます。
「みていれば簡単そうなんだけど、実際にやってみると全然身体を動かせなくて、自分でも大笑いしてしまいました。」
「リズムに合わせてやるから気がつかなかったけど、あっという間に時間が立ってました。しっかり汗もかけて全身を使ってるので爽快感もありますね。」
などと、参加してみることで、思った以上に楽しさや効果がありそうだということをわかってもらえます。
一方、
「リズムステップっていうからなんか踏み台昇降のようなトレーニングをするのかと思っていました。」
「高齢者向けのトレーニングって書いてあったから、私はまだまだ高齢者じゃないって思ってるから参加しにくくなりますよ。」
ちょっとしたことなんですけど、魅力を文章で伝えることは、結構、難しいことだということも痛感させられています。
PRの文章や写真でも、しっかりと魅力が伝わるようにしないといけないなと反省しています。
さて、そんな感じで始まった久留米アリーナでの教室ですが、今日も楽しみにしてレッスンに参加してくれた方がきました。
今日のレッスンはその方お一人だけの参加でしたので、個人レッスンになりました。
身体に不調を感じている箇所があるかと聞いてみると、腕がうまく上がらないという話をしてくれました。
「半年前くらいから整形外科にも通っているのですが、なかなか思ったように良くならないのです。今日のレッスンでもうまく腕を上げられないかもしれませんが許してくださいね」と言ってくれました。
「わかりました。じゃあ今日は、最初に肩甲骨周りの筋肉が固まっているようなので、そこを中心にトレーニングをやっていきましょうね。」と言いました。
椅子に座ってのウォーミングアップでもリズムに合わせて、肩甲骨周りのストレッチを集中してやっていきました。
するとウォーミングアップが終わる頃には、
「先生、腕が上がります。今日、きた時は痛くてここまでしか上がらなかったのに、ここまで上げても大丈夫です。痛みがありません。」と、嬉しそうに腕を上げています。
筋肉はリズムカルに収縮と弛緩を繰り返すことで、血流が良くなり柔軟性を取り戻し、可動域が広がることで頑固なコリを和らげることができます。
「では、今日はこの肩甲骨の可動域を意識しながらリズムジャンプをやっていきましょうね」と、リズムジャンプのメニューに移行していきました。
今日は肩甲骨の可動域を広げるためのメニューを中心に進めていきました。
そして最後には下半身の筋力を強化するためのメニューに取り組み、クールダウンでリラックスして1時間のトレーニングが終了しました。
「どうですか?」と聞くと、
「最初にきた時と全然違います。こんなに腕が上がるようになったし、今日はストレッチのコツも掴めたので家に帰ってからも、意識してやっていきたいです。」とニコニコ笑顔で話してくれました。
「今まで病院に通っていてもなかなか痛みが取れなかったのに、こんなに楽に動かせるようになりました。今日は本当に来てよかったです。ありがとうございました。」と、感謝の気持ちを伝えてくれました。
そして「今日は本当に得した気分です。」と嬉しそうに笑って教室を後にしました。
元気シニア向けの運動教室では、このようにとても感謝されることが本当に多いです。
そして感謝されることが私にとっても大きな喜びになるし、それがとても大きなやりがいに変わっていきます。
人に喜ばれることを仕事としてできることはとても幸せなことです。
自分が学んできたことや経験から積み上げたことを、それを必要とする人にシェアできて、そのことで感謝されることで得られる喜びは、とんでもなく大きなものです。
たくさんの人の幸せな健康生活に貢献できるように、しっかりと学んで経験を積み上げていこうと思います。
また明日からもしっかり頑張っていこうと思います。
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