2021/04/14
呼吸を意識する
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@福岡県久留米市
呼吸を意識するだけで、集中力が高まったり、気持ちを落ち着かせたり、体と心をリラックスさせたりできます。
人は生きるために呼吸をしなくてはいけません。
呼吸はとても大切な行為なのですが、ほとんど無意識で行っています。
強いストレスを感じたときには、呼吸は浅く短くなりがちです。
そんなときにも、ゆったりとした呼吸にすることで、不思議と気持ちが落ち着いたりするものです。
呼吸はメンタルにも大きな影響を与える自律神経に大きく関係しています。
自律神経は、呼吸や消化、体温調整などの働きを調整するものです。
昼間の活動時には交感神経が活発になって、夜は就寝で身体を休めるように副交感神経が優位になっていきます。
ストレスが強くかかってしまうときには、呼吸が浅くなり、交感神経が通常よりも高い状態が続くことになって、夜になっても交感神経が高いままになり、睡眠の質を低下させてしまうことになるのです、
呼吸を意識することで、自律神経のバランスを整えることができるのです。
腹式呼吸をゆっくりと行うことで、副交感神経が優位になることが研究の中で明らかになっています。
呼吸が浅くて、少しストレスがかかっているなと気づいたときに、少しだけ意識して腹式呼吸でゆっくりと呼吸することで、交感神経が優位になりすぎるのを防ぐことができます。
夜になって交感神経が沈静化しやすくなり、ストレスの軽減や睡眠不足の改善にも役立ってきます。
辛い気持ちのとき、イライラするとき、落ち着かないとき、集中力を高めたいとき、ぐっすり眠りたいとき
こんなときには、ちょっとだけ呼吸を意識して行うだけで、とても大きな効果を得ることができます。
人が生きる上で絶対に必要な呼吸だからこそ、呼吸法に少しだけ目を向けて意識的に呼吸することで、免疫力が高まったり、心も体も健康にすることができます。
毎日、1分間だけでも深呼吸してみるなど、ちょっとだけ呼吸に目を向けてみましょう。
きっと不思議といいことも起こってくるはずです。
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