2021/03/18
成長のスピードには個人差がある
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@福岡県久留米市
成長のスピードには個人差があります。
同じ幼稚園のお友達が、どんどんできることが増えていると
「〇〇ちゃんはもう△△ができるようになっているのに、うちの子は大丈夫かな?」とか、
兄弟がいたりすると、ついつい比べてしまって
「お姉ちゃんはこの頃にはもう△△ができていたのに、この子はまだできないから心配だ」とか、
なんだか不安な気持ちを抱えてしまうことも少なくありません。
でも心配することはないのです。
人の発達のスピードには明らかに個人差があります。
5歳から同じ習い事を習ったとしても、すぐに伸びる子どもと最初はなかなかうまくできない子どももいます。
でも、後から伸びた子どもの方がコツコツと努力することを覚えて、最初にできるようになった子どもはすぐに辞めてしまって、何年か立ったら完全に逆転してしまうというケースもよくあります。
伸び始める時期が違うだけで、最終的にどこまで成長できるかは、全く関係がありません。
小さい頃には男女の差もあるような気がします。
男の子に比べると女の子の方が、一歳から一歳半くらい成長が早いと言われています。
もちろん、これも個人差があるので、一概にそうといいきれないとは思いますが、一般的に女の子の方が男の子よりも落ち着いているし、何をやっても習得するのが早いような気もします。
だからといって、ずっとそのまま成長の差があるかというとそうではありませんよね。
最終的には男の子もしっかりと成長していくので、心配することはありません。
ちなみに、男の子と女の子では脳の特徴にも差があります。
女の子は話が好きでコミュニケーションが高い人が多く、男の子は方向感覚が良かったり空間把握が得意な人が多いというのも脳の特性によるものだと言われています。
脳の成長も身体機能の発達も、個人差がとても大きいので、他の子と比べることはあまり意味がありません。
その子自身の成長をしっかり認めてあげて、その子の持っている特性を最大限に伸ばしてあげるようにサポートしていきたいものです。
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