2021/02/07
幸せホルモン「オキシトシン」
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@大分県宇佐市
「オキシトシン」とは、脳内の「視床下部」で生成され「下垂体後葉」から分泌されるホルモンです。
「オキシトシン」は神経伝達物質としても働いて、ストレス軽減や記憶力向上といった効果を発揮することで近年注目を集めています。
「幸せホルモン」「愛情ホルモン」「ハッピーホルモン」「信頼ホルモン」とも呼ばれています。
この「オキシトシン」が脳内に分泌されることによって、次のような効果を得ることができると言われています。
・幸せな気分になる
・不安や恐怖心が減る
・他者への信頼の気持ちが増える
・親密な人間関係を結ぼうという気持ちになる
・ストレスが緩和される
・学習意欲が高まり記憶力が向上する
・感染症の予防効果が生まれる
・心臓の機能が上がる
この「オキシトシン」が増えることによってセロトニン神経が刺激され、神経伝達物質の「セロトニン」が分泌されるのだそうです。
セロトニンの分泌量が増えると、癒されるような幸福感を得ることができます。
温泉に入った時の極楽感やリラックスしているときの至福感なども、セロトニンによるものだそうです。
この「オキシトシン」の分泌を増やすためには、他者との触れ合いやスキンシップがとても効果的だそうです。
ペットと触れ合って遊ぶことでも、このオキシトシンの分泌は増えます。
他者に対してやさしい気持ちで接することや相手に感謝や思いやりの気持ちを抱くことでもオキシトシンは増えます。
幸せホルモン「オキシトシン」を増やすためには、こんなことが効果がありそうです。
・他の人に親切にする
・些細なことにも「ありがとう」と言う
・自分から挨拶をする
・みんなで助け合う
・プレゼントを贈る
・マッサージをしてあげる
・美味しいものを食べる
・美しい景色を眺める
・相手に共感する
・キスやハグをする
昔から「情けは人のためならず」と諺でもよく使われています。
このように現代の科学の見地から見流と「オキシトシン」が分泌されることで、
自分の心を幸福感で満たしてくれるというわけですね。
感謝や思いやりの気持ちを抱くだけでも、免疫力はアップされるようです。

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