話をきく力

From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@大分県宇佐市

「話をきく」というときには、2種類の漢字を使います。

「話を聞く」と「話を聴く」のふたつです。

英語でも「hear」と「listen」という2種類の単語を使います。

漢字でも英語でも、後者の方がより注意深く話をきくという意味になります。

日本では、国語の授業で勉強するときに、「読む」「書く」「話す」の勉強が中心になって、どちらかというと「聞く」という能力は低い傾向にあります。

ここでいう「聞く」とは、ただ単に話を耳に入れるというのではなくて「しっかりと聞いた内容を覚えている」ということです。

学校の成績が良い子どもはこの聞く能力がすごく高いということもわかっています。

学校の授業中に先生の話をしっかり聞くだけで、聞いた内容をその時間内に頭の中に残すことができる能力が高いということです。

小さい頃から塾に通わせたり家庭学習に頑張らせる前に、まずはこの聞く力をしっかりと伸ばしてあげることがとても大切なポイントになりそうです。

聞く能力は、「聞いて、覚えて、理解する」というプロセスで作業をすることになります。

「何度も話さしているのになんでわからないの」という場面によく出くわすことがあるかもしれませんが、それは聞く能力のプロセスである「聞いて、覚えて、理解する」という順番のどこかに問題があるのかもしれません。

この聞く能力を高めるために、子どもの頃に絵本を読み聞かせしてあげることもすごく効果的です。

昔から読み聞かせの文化がありますが、これは子どもたちの聞く力を高めるためにできたものです。

話を聞く能力には、レベルがあります。

1番レベルが高いのが「注意深く聞く」ことです。
次のレベルが「選択的に聞く」ことで、自分に興味のあるところはしっかり聞いている状態です。
そして次のレベルが「聞くふりをする」ことです。
そして最後が「全く聞いていない」状態です。

聞く能力が高い方がいいに決まっているのですが、状況によっても変わるので、日頃から意識して訓練していきたいものです。

子どもの話を聞く能力を高めるためには、大人の方も子どもの話をしっかりと聞く力を身につけていく訓練が必要です。

自分は子どもの話をしっかりと聞いていないのに、子どもだけにそれを要求してもうまくいきません。

日頃から、「話を聞いて、内容を覚えて、理解して、フィードバックする」ようなコミュニケーションをとるように鍛えていく必要があります。

そして、子どもたちにも注意深く話を聞き、話の内容を読み取る力を伸ばしていけるように意識していきましょう。

話をしっかり聞く能力の高い子どもは、何をするにしても要領よくマスターできる力も時に身につけていくことになります。

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NOBUAKI YOSHINAGA

Author:NOBUAKI YOSHINAGA
NOBUAKIです。九州で運動教室やメンタルコーチとして活動していますす。30年間教師生活で学んだ経験や、サッカーコーチとしてたくさんの選手に関わる中で培ってきたコーチング法や目標達成の仕方などをメインに役立つ内容をお送りしたいと想います。よろしくお願いします。

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