2021/01/10
スピードのコントロール
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@福岡県行橋市
こんなに雪が積もるのは何年ぶりだろう。
私の住む九州では雪が積もることが珍しいので、雪道での車の運転にはあまり慣れていません。
道路が凍結していることもあるので、そんなにスピードをあげることもできずに運転するときはいつもより慎重になります。
衝突事故を起こさないように車間距離をとって路面状況も確認しながら、スピードのコントロールに注意しながら運転することになります。
そのために目的地に到着するのに、いつもの2倍以上時間がかかってしまうこともあります。
とにかく雪道の運転は周りの状況を観察しながら、車がコントロール不能になるまではスピードをあげられないものの、できるだけスピードをあげるように慎重に運転します。
雪道で車を運転しながら、これはサッカーのドリブルにも似ているなと思いました。
サッカーでドリブルする時に、スピードがある方が相手にとっても脅威になります。
できるだけスピードのあるプレイができる方がいいのですが、これには大前提があることを忘れてはいけません。
それは「コントロール可能」ということです。
少年サッカーでよく見かけるシーンで、ドリブルをしている時にスピードを上げすぎて、相手にぶつかってしまったり、ボールが身体から離れすぎてボールを失ってしまうことがあります。
スピードはとても大切な武器になりますが、自分のコントロールの範囲内でという条件がつきます。
相手選手との間合い、どれだけのスペースがあるかなどの状況を見極めながら、スピードのコントロールをしながらボールを運ぶことが大切です。
相手のいない広い場所ではスピードをグングンあげることはできますが、相手が密集している場所ではぶつからないように慎重にボールをコントロールしながらプレイすることも必要になります。
ゆっくりしたスピードのドリブルから、一転してスピードアップすることで相手を置き去りにすることもできます。
大切なことは闇雲にスピードアップするのではなくて、スピードをうまくコントロールしながら状況に応じて使い分けることが大切だということです。
路面状況がよく車間距離が十分に開いている時にはグングンとスピドアップすることが可能ですが、路面状況や視界が悪く混雑している場所で考えなしにスピードアップするととんでもない事故を起こしてしまうのと同じことです。
できるだけスピードは上げたい。でも、それは自分のコントロールが可能なスピードの範囲でということがドリブルの留意点です。
最初はゆっくりと確実にできることからスタートして、徐々にスピードを求めていくように促していくことが大切です。
雪道を運転していて「スピードのコントロール」はとても大切な要素になるというのを再認識しました。
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