2020/12/29
仕事納め
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@大分県宇佐市
2020年の仕事が全て終了しました。
2020年の最後の仕事は、久しぶりのグラウンドでのサッカー指導です。
リズムを使ってサッカーのスキルアップを目指した「Rhythmic Football Clinic」ですが、いつもは室内でのトレーニングです。
参加している子どもたちのチームトレーニングもオフになったということで、今回はグラウンドでのトレーニングを行いました。
最初はあまり上手くできないテクニックも、練習する中で少しずつスムーズにできる様になっていきます。
即座の習得が可能であると言われるゴールデンエイジの子どもたちなので、練習をこなす中で目に見えて動きが変わっていくのがわかります。
毎回、一生懸命に練習に取り組むお子さんの保護者さんから、「同じチームの保護者から最近、サッカーが上手くなったねと褒められるようになりました」と嬉しい報告を受けました。
トレーニングが終わった後には、一人ひとりに「今日のトレーニングをやって気づいたこと。」を反省してもらう様にしています。
それぞれの選手が自分なりに、「〇〇に気をつければ△△が上手くできることがわかりました」など、それぞれが自分のプレイを振り返ります。
この選手のコメントは自分のトレーニングの評価にもなります。
「きちんと自分が伝えたかったことが伝わっているのか?」
「選手にどんな気づきを与えることができたのか?」
「選手のやる気に火をつけ流ことができたのか?」
などなど、選手のコメントの中で自分の指導内容や働きかけがどうだったのかがはっきりわかります。
サッカーコーチの師匠である吉武博文さんや佐藤岳雄さんから、若い頃からいつも言われていた言葉があります。
「選手が上手くできないのは指導者のせい。試合で結果を出せないのも指導者のせい。
だからベクトルはいつも自分の内側に向けるようにしなさい。」
この言葉は私の長い指導者人生の中で、ベースとなっている考えになっています。
相手を変えることや相手をコントロールすることは簡単にはできません。
でも自分の考えや行動は、自分で変えたりコントロールすることができます。
自分が変わった結果、相手が劇的に変わることはよくあることです。
だからベクトルを内側に向けて自分にできることに焦点を合わせることが、相手を変える近道になるというわけです。
今日のトレーニング後の選手のコメントを聞いて、改善点や次のステップを見つけることができました。
今年は室内でのトレーニングが多かったので、グラウンドでのトレーニングはとても気持ちのいい時間になりました。
来年もどうすれば子どもたちを伸ばすことができるのかを自問自答しながら、選手自身が上手くなるためのサポートをしていければと思っています。
グラウンドを後にして最後の仕事現場であるウサノピアに向かいました。
今年、最後の仕事は「リズムジャンプ教室」です。
一番最後に、NiziU の「Make you happy」の振り付けなどを交えてのリズムジャンプです。
子どもたちと一緒に思い切り笑ってのリズムジャンプで1年間の締めくくりができました。
今年、出会いの縁を結べたたくさんの人たちに感謝の気持ちを表したいと思います。
世の中は不安や暗いニュースでたくさんですが、自分の内側にベクトルを向けて来年の目標を明確に設定していこうと思います。
皆さんも年末年始休暇で心と体をリフレッシュさせて、来年を素晴らしい1年にしてください。
「夢はあきらめなければ絶対に叶う!」ということを信じて進んでいきましょう。
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