2020/12/27
睡眠の質
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@大分県大分市
どれだけ疲れを溜めないように気をつけていても普通に生活をしてる以上、疲れやストレスは溜まっていきます。
疲れを取るためには睡眠の質が重要になります。
睡眠中は、全ての臓器が活動を休めて血圧や心拍数も低くなり、傷んだ細胞が綺麗に修復されていきます。
朝、目覚めた時に「なんだか疲れが取れていないな」と思うときは、眠っている間の修復が十分でなかったったと考えられます。
人間の睡眠には、レム睡眠(脳は起きている浅い眠り)とノンレム睡眠(脳も休んでいる深い眠り)の2つの睡眠を繰り返しています。
この2つの睡眠は90分〜120分を1セットにして、眠っている間はこのセットを繰り返しています。
そして私たちはレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返して、脳は認知機能を正常に保つために、脳内の疲労物質や老廃物を除去したり、記憶を整理して必要な記憶だけを残すといった作業もしています。
睡眠は、披露した脳を修復し回復させる役割も担っています。
睡眠不足が続くと、脳の疲労が取れずに情報処理能力に悪影響が出て、記憶力、理解力、判断力、学習能力などの認知機能に悪影響を及ぼすリスクが高まります。
睡眠の質が高くて「眠る」と「目覚める」のバランスがよく保たれていれば問題ありませんが、そのバランスが崩れてしまったときは要注意です。
睡眠の質を高めるためには、やはり規則正しい生活を送ることが大切です。
起床時間と睡眠時間を決めて、朝、起きた時にはしっかり太陽の光を浴び、夜は照明を落として静かに過ごすようにしましょう。
スマホやタブレットはブルーライトを発しています。
ブルーライトの波長は短く目の奥まで届き脳を刺激してしまうので、脳は覚醒してしまいます。
寝る2時間前には、なるべくスマホやタンブレットを触るのはやめておくことをおすすめします。
毎日の睡眠の質が、健康な心身、そして免疫力にも大きな影響を与えることは言うまでもありません。
エネルギッシュに行動するためにも、休息する時間である「睡眠の質」をいかに高めていくことができるかと言うのは、とても大切なポイントになります。
年末年始休暇のこの時期に、自分の「睡眠の質」についても見直してみようと思います。
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