2020/12/23
第2の心臓って?
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@福岡県行橋市
さて、クイズです。
「第2の心臓」と言われているところがあります。
どこかわかりますか?
心臓は全身に血液を送る働きをしています。
心臓から送り出された血液は、体の隅々まで酸素や栄養を送り、二酸化炭素やいらない物質を回収するはたらきをしています。
さてクイズの答えですが、「第2の心臓」とよく言われているのがふくらはぎです。
いくつになってもしっかり歩けるようにするためにも、ふくらはぎの筋肉を鍛えることは大切です。
ふくらはぎの筋肉を鍛えることのメリットはなんでしょうか?
ふくらはぎは「第2の心臓」とも呼ばれている理由は、実は血流に大きな影響を与えているからです。
なぜそのような呼び方をするのかというと「筋ポンプ作用」という働きがあるからです。
体内には血液がとおる血管が張り巡らされていますが、筋肉の中にも血管が存在しています。
全身に血液を送る働きをするのは心臓ですが、筋肉も血液を送る働きを担っています。
筋肉を使うことで、伸び縮みする時に細くなったり膨らんだりしながら筋肉が内部にある血管を押しつぶすのです。
その結果、血管内を流れている血液が推し進められて流れやすくなるのです。
このような働きを「筋ポンプ作用」と言います。
下半身には大きな筋肉が集まっているために下半身の筋肉を全体的に動かすことはとても効果が高いのです。
適度な運動をすることで筋ポンプ作用が働いて、全身の血液の巡りがよくなって心臓の働きをサポーとしていきます。
筋肉の状態をよくして筋ポンプ作用が働きやすい状態をキープすることが、心臓に負担をかけずに健康を維持するためにとても役立つというわけです。
ふくらはぎを鍛えることで、確実に健康寿命を伸ばすことができます。
福岡県行橋市のサンワークゆくはしで毎週火曜日に行っている「リズムステップ講座」では、ふくらはぎの筋肉を鍛えるメニューも取り入れています。
自分の足でしっかり歩けることは、病気知らずの健康な体を作るためのベースになります。
「リズムステップ」は高齢者の健康寿命を伸ばすために、おすすめのトレーニングです。
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