2020/12/18
「ハンドル」と「エンジン」
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@福岡県春日市
今日は昨日のつづきの話をします。
昨日もお話ししましたが、人間の脳は、左脳と右脳に分けられます。
左脳は言語脳とも呼ばれ、言語とか思考などを司る脳で、言葉、会話、記憶、分析などを作ってくれる役割があります。
右脳はイメージ脳とも呼ばれ、イメージや身体の感覚、空間把握、芸術性、創造性などを作る役割があります。
自分の能力を最大限に発揮するためには、右脳の力をフルに使って「目標を達成した後に待っている理想の未来を思い描く」などワクワクした感情をもつと行動のエネルギーがどんどん湧いてきます。
右脳の力を使って潜在意識に目標をインプットできると、自分からその気になって「やりたい」から「やる」という風になります。
潜在意識野中にインプットできたら、人間はそれに向かってひたすら突き進んでいくことができます。
という内容を、昨日の話の中でしていきました。
これだけを聞くと右脳は素晴らしいという風になりそうなので、今日は左脳も大切なんだという話をします。
実は、左脳はとても大切な役割を担っているのです。
左脳の存在がなければ、右脳はその力を十分に発揮することができないのです。
左脳は、何を潜在意識の中に投げ込んでいくのかを判断します。
だからこそ、人は勉強して知識を吸収したり、必要な知識や情報を身につけるわけです。
間違った目標を入れてしまうと、間違った方向に猛進してしまい大きな過ちをお越しかねません。
何を目標にすればいいのか、どっちの方向に進んでいけばいいのか、強い意志を持って自分をコントロールしてくれるのが左脳なのです。
これが本能で行動する動物と、理性で判断して行動できる人間の大きな違いです。
左脳を鍛えることによって「自分で考え、自分で判断する力」が育ち、右脳を鍛えることによって「進んで行動する力」が伸びていくのです。
言い換えてみれば、左脳が「ハンドル」で、右脳が「エンジン」という感じですね。
事故のないように正確に目的地に辿り着くためには、どちらも必要です。
左脳で右脳をコントロールしながら、夢に向かって邁進していきましょう。

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