2020/12/10
冬場の冷えには
From 吉永信昭(よしながのぶあき)
@福岡県久留米市
だんだん寒くなってきました。
冬場の体の冷えには要注意です。
体温が一度下がると、免疫力は30%も低下するそうです。
免疫力を落とさないためには、体温を下げないようにすることも大切です。
平熱は36.5度くらいが良いようです。
平熱が36.5度以上だとNK(ナチュラルキラー細胞)が活発に動くそうです。
NK細胞は自然免疫を担う細胞のひとつで、異物の侵入や発生をパトロールしています。
非常に殺傷能力も高くウィルスなどの病原体に対抗します。
NK細胞は体内で発生したがん細胞も撃退します。
身体が冷えていると、病気になるリスクは高くなってしまうのです。
体温を上げるには、「軽い運動をする」「体を温める食事を摂る」「お風呂に入る」など、いろいろな方法があります。
太い血管の通っている部分を保温することも大切です。
太い血管が通っていて保温したいところが「3つの首」になります。
「首」「手首」「足首」です。
太い血管が冷えると全身の冷えにもつながってしまうので、免疫力を高めるためにも「3つの首」を保温することを心がけましょう。
「首」を温めるには、ネックウォーマーやマフラーを着用すると良いでしょう。
トックリセーターやタートルネックのシャツなども保温にはもってこいです。
「手首」を温めるには、長袖のシャツや手首を隠せる手袋を着用しましょう。
手先の冷えも防いでくれます。
「足首」を温めるには、長めの靴下やレッグウォーマーで足首からふくらはぎまでしっかり覆うと良いですね。
冷えた体を深部まで温めるには入浴が一番です。
40度のお湯に15分程度、鳩尾までつかる半身浴が、免疫力を高めるには理想的だそうです。
熱いお湯の方が良さそうに思えるのですが、熱いお湯では交感神経を刺激して血圧があがる原因になるそうです。
それよりも40度のお湯で、副交感神経を優位にして瞑想や深呼吸をするなどリラックスタイムとして入浴時間を考えると良いようです。
手や足だけを、42度のお湯につけるだけでも体を温めるには有効です。
コロナウィルス、インフルエンザウィルス、がん細胞などを撃退してくれるNK細胞が活発に働けるように生活習慣の改善を心がけることは、すぐにでもできる感染症対策のひとつです。
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